Last Updated on 2023年5月3日 by 北村 祐太
筋肉質な男性から、洋服選びが難しいとよくご相談を受けます!
「自分、、筋肉質すぎて似合う洋服がわかりません…」
このような悩みをお持ちの男性は多いのではないでしょうか?
安心してください。
その悩みは、洋服選びのポイントを意識するだけで解決できます。
メンズ骨格診断についてご存知ですか?
メンズ骨格診断では、生まれ持った身体のラインの特徴から似合う素材や柄、ファッションを知ることができます。体型に悩みがある男性はぜひ参考にされてみてください。
この記事は、
・”着痩せ”について知りたい!
・体型に悩みがあって何を着てもお洒落に見えない
という方にオススメです。
Contents
体型悩み別、スタイルアップのポイント。
私が目指すスタイルアップとは、“洋服選びで体型悩みを解消し、体型の良さを引き出す”ことです。
そうすることで、
- 体型悩みが解消される
- 着痩せする
- 全体のバランスがよく見える
- 雰囲気があるように見える
- 垢抜けた印象になる
このような効果が期待できます。
※ここではあえて骨格診断,パーソナルカラー診断,メンズ顔タイプ診断の詳細は排除します。
”筋肉質”の男性が持つ悩みとは。
今回は、筋肉質でお悩みの男性に向けた内容。
筋肉質でお悩みの男性のお客様は、以下のような体型悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。
具体的には、
・太って見えてしまう。(ムチムチ、ガッチリ)
・足が短く見える
・子供っぽく見える
このような悩みがあります。
また、そういった方が多く着られているのは
・スニーカー
・白Tシャツ
・デニム
など、カジュアルでスポーティなアイテムが多いです。
筋肉質の男性の悩みを紐解く。概ね、【胸まわり】or【お尻まわり】に悩みが集中する。
筋肉質の男性は、概ね上半身の上部分(=胸〜肩周り)、下半身の上部分(=お尻〜太もも周り)にボリュームが出やすいです。
相対的に、腰回りと足首部分は細く、引き締まっている方が多いです。
例えば、サイズの小さい洋服を着た時、トップスなら「肩がきつい」と感じたり、パンツなら「お尻がきつい」と感じたりしますよね。
これは人間の解剖学的な特徴のせいです。私たち哺乳類はもともと4足歩行の動物でした。皆さんの腕は元々”前足”で、 肩甲骨は骨盤の名残と言われています。私たち人間は食べ物を獲得するために”移動=歩行”をする必要があったため、前後・左右・回旋と多種多様の動きを必要とする”足”やその根本部分には非常に多くの筋肉が必要でした。そのため首や肩周り、腰やお尻周りには大きな筋肉が集まっています。
POINT ☑︎【身長】に対する【幅】の調整。
体型を一元的に表す表現である”身長”ですが、身長の高低ではスタイルの良さは決まりません。身長は”結果的に高く見える”ことを追求するもので、スタイルアップを実現するには、相対的な視点が必要です。
ポイント①同じ【身長】でも、身体に過剰な【幅】が出ることでスタイルが悪く見える。
当たり前の話ですが、同じ高さならば太い方が短く見えやすいですね。
身長に対してどの部分に「過剰な幅」があるか。
筋肉質の男性であれば、先述した“胸〜肩周り”と“お尻回り”に【過剰な幅】が出るということですね。この部分を強調してしまうと所謂【スタイルが悪い】という状態になってしまいます。
反対に、“腰“や“足首”など相対的に細く見える部分を活かしてあげると【スタイルアップ】して見えます。
そのため、
筋肉質の男性のファッションのポイントは、
①すでに豊富にある厚みや立体感をこれ以上強調せず、
②既にある細見え部分を活かす
これらのことが大切です。
①すでに豊富にある厚みや立体感をこれ以上強調しない方法
☑︎厚手で滑らかな、張りのある素材を選ぶ。
牛革、羊革など素材に厚みがあるものは似合いやすいです。
厚み=薄手素材で引き算では無いのです。
☑︎ハイゲージニットなど、厚手でつるっとした素材も得意
編み目の細かいハイゲージのニット素材やコットン素材もオススメ。
②細見え部分を活かす方法
☑︎テーパードされたアイテムを選ぶ。
テーパード(tarered)とは先端に向かって細くなるシルエットを指します。トップスに活かせば”腰回り”の細さが強調され、スタイル良く見せることができます。
テーパードされたデザイン=身幅に対し裾幅が小さくなっているデザインのアイテムを選びましょう。
そうすることでトップスならウェストの細さが、パンツなら足首の細さが活かされ、筋肉質の男性は非常にスタイルが良く見えます。
☑︎テーパードパンツも脚長効果が得られやすい。
パンツで取り入れれば足の長さを強調することができます。
いかがでしたでしょうか。